顎関節症と口の中の違和感は？

こんにちは、中野カイロプラクティックオフィス　　薬袋（ミナイ）です。

顎関節症でお悩みの方は多いと思います。

あごの関節やその周囲の筋肉の痛み、開口障害をおもな症状とする病気で、通常はあごが大きくて頑丈な人と、ほっそりとして華奢な人がいるように、人にはそれぞれもって生まれたあごの丈夫さがあり、顎関節症はその人のあごの耐久限界を超えるほどあごの関節や筋肉を酷使したときにおこる、というのが考え方です。

そこで、どんな治療をしてもまったく痛みが改善しないとか、口の中の違和感がなかなか取れないといった方も少なからずおられると思います。

果たして、口の中の違和感は、顎関節症なのか？　他に原因があるのか？

今回は、口の中の違和感の原因について触れさせていただきます。

顎関節症の原因はこのようなことが原因と言われています。

・義歯のかみ合わせが原因

・悪い姿勢

歯軋りや悪いかみ合わせでも、顎に負担がかかり、顎関節周囲の筋肉に異常が出たり、円板（顎の開け閉めに関係するもの）に炎症が起きたりします。

・精神的なストレス

このようなことが、原因としてあげられます。

以前は、”かみ合わせ”が原因であろうと思われていましたが、ストレスや普段の癖、生活様式などといったことも、顎関節症の原因として考えられるようになってきました。

この中でも、”うつ伏せ寝”をしていたり、高い枕等で顎に負担がかかる状態、猫背、といったことだけでなく、ストレスや激しいストレスなどで歯を食いしばることで、顎に負担がかかることもあります。

顎関節症は、感情的な緊張を反映します。

苦脳、過度な危険に関係する感情、強い痛みを我慢する必要があるときには、しばしば緊張を引き起こします。

また、この部分は未解消の口の要求（必要性や生理的要求）に関係する緊張を持ち続けます。

従って、その必要性を満たすために口や顎を使います。

口の中の違和感の原因は、”心因性”の部分もあるのではないでしょうか？

一度、ご自身のストレスや悩みといったこともチェックしてみてくださいね。