顎関節症は三叉神経が原因?

こんにちは、中野カイロプラクティックオフィス  薬袋(ミナイ)です。

 

 

顎関節症でお悩みの方は多いと思います。

あごの関節やその周囲の筋肉の痛み、開口障害をおもな症状とする病気で、通常はあごが大きくて頑丈な人と、ほっそりとして華奢な人がいるように、人にはそれぞれもって生まれたあごの丈夫さがあり、顎関節症はその人のあごの耐久限界を超えるほどあごの関節や筋肉を酷使したときにおこる、というのが現在の考え方です。

したがって治療法も、体にかかる負担が少なく、(お金のかからないで、関節やもとのかみ合わせの状態を変えないですむ方法を選ぶことが大事です)

それにもかかわらず、どんな治療をしてもまったく痛みが改善せず、顎関節症の症状が何年にもわたってつづいているという患者さんたちもいます。

そのような方で、痛みの原因となっている神経が、

〝三叉神経”  です。

今回は、その三叉神経について書かせていただきます。

顎関節症の原因は

顎関節症の原因はこのようなことが原因と言われています。

 

・義歯のかみ合わせが原因

・悪い姿勢

歯軋りや悪いかみ合わせでも、顎に負担がかかり、顎関節周囲の筋肉に異常が出たり、円板(顎の開け閉めに関係するもの)に炎症が起きたりします。

・精神的なストレス

このようなことが、原因としてあげられます。

 

以前は、”かみ合わせ”が原因であろうと思われていましたが、ストレスや普段の癖、生活様式などといったことも、顎関節症の原因として考えられるようになってきました。

この中でも、”うつ伏せ寝”をしていたり、高い枕等で顎に負担がかかる状態、猫背、といったことだけでなく、ストレスや激しいストレスなどで歯を食いしばることで、顎に負担がかかることもあります。

そこで、その負担がかかることで刺激してしまう神経の一つが、

”三叉神経” です。

顎関節と神経の関係

顎関節が神経系を活発化させることもあります。

三叉神経は、交感神経(人の体が起きている時に働いている神経)とつながっています。

慢性的な緊張や自律神経の活性化は、生理的に顎関節症に反映されるかもしれません。

中枢神経の鎮静化をすることは、顎関節に解放をもたらします。

発作性神経痛の原因はこれ

発作性神経痛の原因はまだ完全には解明されていません。

現在わかっているのは、「加齢により脳の血管が硬くなり、蛇行して、三叉神経や舌因神経に食い込むようになるためにおこる」というところまでです。

従って、発作性神経痛は、通常50歳を過ぎる頃からはじまります。

 

硬くなった血管が圧迫することで、この絶縁体がすり減り、そこから漏れた電気信号がショートをおこすために、電気が走り抜けるような発作性の痛みがおこるようになります。

また、同時混線がおこって、軽い接触だけを認識するはずの神経が、激しい痛みを感じる神経につながってしまうため、洗顔などで顔に触れただけで誘発されるようになると推測されています。

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