こんにちは、中野カイロプラクティックオフィス 薬袋(ミナイ)です。
群発頭痛のことについて書かせていただいています。
群発頭痛とは、一日のうちに何回か断続的に頭痛が起こるといったことが特徴です。
では、群発頭痛の頻度とは、どのレベルで起こるのでしょうか?
群発頭痛の ”発作”の起こるレベルとして国際頭痛学会が、ある診断基準を提示しています。
この診断基準としては、頭痛の発作の回数の基準は、1日あたり ”8回まで” とされています。
実際の頭痛の発作は、だいたい1日中続くわけではありません。
「群発」という名前からわかるように、繰り返しあらわれるのです。
平均的には少ない患者さんで2日に1回、多い患者さんで1日に2~3日であるようです。
頭痛の頻度は一定ではない
頭痛発作の頻度は、群発が起こっているときで一定というわけではありません。
群発期が始まったばかりのころは、2日に1回であったのが、真っただ中になると、1日2回になり、そして群発期が終了するころになると1日に1回になり、ときには頭痛があらわれない日もあるようになる、といった具合の流れを示すことが多いです。
その中でも、約半数の患者さんの頭痛発作は1日1回であり、終始1日1回という患者さんも正しくありません。
頭痛発作の時間
群発頭痛の発作は、だいたいどのくらいの時間、起こるものなのでしょうか?
全体的に見ると群発頭痛の初発のときにはあまり長くありません。(20分~30分くらいのことが多いです)
そして、2回目に群発期から頭痛の発作が長くなってきます。
また、年代とともに変化するなど、状況によってある程度の変化がみられます。
だいたい、日本人では1時間以上2時間未満が発作時間といった方が平均的と考えられます。
また、性別で比較すると、男性と女性では、発作時間は、女性の方が短いという統計も出ているそうです。
ただ、この時間も日本と外国でも、性別による発作の時間の差は、違うという統計もあります。
なので、このところはある程度の個人差ということもあるのかもしれません。
ただ、群発頭痛は、発作が終わると ”サ―” と痛みが止みます。
もし、群発頭痛でお悩みの方は、このようなことがあるといったことを理解しておくといいでしょう。
お電話ありがとうございます、
中野カイロプラクティックオフィスでございます。