耳なりと内耳炎との関係  

こんにちは、中野カイロプラクティックオフィス   薬袋(ミナイ)です。

 

 

病院の検査で異常がないとか、原因がわからないと言われても、耳なりが良くならないという方は多いと思います。

耳なりの原因は、いくつか理由がありますが、

その原因として、

”脳への血流の改善”と、

”自律神経失調症”

”脳の神経による問題からくる耳なり”

といずれかの問題があります。

 

その中でも、

”脳への血流改善” ということが理由である場合は、このようなことが考えられます。

まずは、肩こりや頭痛の理由でもある、肩から頭部への筋肉のコリや張りが原因によって、耳なりが起こってしまうことが一つ。

もうひとつは、肩から頭部へかけての神経の圧迫によるものが、原因の一つとしてあげられます。

また、「自律神経の問題」は、

自律神経というのは起きているときに働く神経である、「交感神経」と、寝ているときに働く神経である「副交感神経」の2種類のバランスが崩れることによって体の調子が悪くなり、耳なりが起こってしまうことが原因です。

 

これらの問題を解決することによって、耳なりは改善することが出来ますが、

”耳なりと内耳炎は関係あるんじゃないか” と思われている方も多いのではないでしょうか?

 

今回は、この「耳なりと内耳炎」、との関係について書かせていただきます。

内耳炎とは

内耳炎は、慢性中耳炎の炎症が内耳にまで広がることで起こる病気です。

内耳には平衡感覚を司る前庭神経や、聴覚を司る蝸牛神経が通っているので、内耳炎にかかるとめまいや吐き気、耳なりや難聴といった症状が現われます。

慢性中耳炎から内耳炎への移行は少しずつ進行し、はじめの頃は軽いめまいや耳なり、難聴を感じるようになります。

しかし、これが内耳炎に進行すると、聴力が大幅に低下する高度難聴や、目の前がグルグル回るような回転性のめまいが現われてきます。

めまいは次第に治まりますが、高度の難聴が残ってしまうことがあるので、症状が軽い初期段階での治療が重要となります。

なお、ほとんどの内耳炎は慢性中耳炎からの移行によるものですが、おたふくかぜやはしかなどのウイルス感染によって発症する場合もあります。

 

気になる方は、注意してみてください。

中野カイロプラクティックオフィス