こんにちは、中野カイロプラクティックオフィス 薬袋(ミナイ)です。
病院の検査で異常がないとか,原因がわからないと言われても、めまいが良くならないという方は多いと思います。
そのような方で、”めまい”と”自律神経失調症”との関連がある方が多いです。
では、自律神経失調症とはどういうことをいうのでしょうか?
まず、自律神経とは起きている働く神経である、「交感神経」と、寝ているときに働く神経である「副交感神経」の2種類あります。
この2つの神経がどういったタイミングで働くのか、そのバランスが崩れることによって体の調子が悪くなり、めまいが起こってしまうことがあります。
これらのバランスを正しくするには、様々な方法がありますが、
この自律神経失調症のバランスを取るにあたって、 ”栄養の摂取” といったことも大事になります。
その毎日の食事の中で、めまいや耳なりを和らげるので、大事な栄養素が、
”ビタミンB群” です。
脳への血流を良くするのはこんな野菜
めまい、だけでなく、耳なりや、難聴を改善したり、あるいは、予防したりするためには、
”自律神経の状態の改善”の他にも、
“脳や神経の血流を改善すること” が大事となってきます。
むしろ、「自律神経の改善」、 よりも「脳や神経への血流の改善」の問題の方が、中程度のめまいの場合には、原因として多いかもしれません。
その「脳への血流の改善」をするための栄養としてしっかりと摂取したいのが、
”野菜と魚” です。
野菜に多く含まれる食物繊維には、血液中の余分なコレステロールを排出させる働きがあり、動脈硬化や脂質異常症などが起こりにくくなります。
その ”食物繊維” を多く含む野菜が、
”ごぼう” や ”にんじん” 、 ”こんにゃく” などです。
また、きのこ類(生しいたけ、エリンギ、まいたけ、ぶなしめじ、えのき茸)や、海藻類、といったものも食物繊維gはたっぷりです。
このような魚が血液をサラサラにします
一方、脂の乗った ”マグロ” や ”サンマ” に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)には、血液をサラサラにして血栓を防ぐ作用があり、動脈硬化や脳梗塞の予防が期待出来ます。
このDHAには脳を活性化する働きもあります。また、DHAには、脳神経の興奮を抑えるカルシウムもたっぷりと含まれています。
普段、肉類に偏った食生活をしている人は、野菜や魚を中心とした食生活に改善することをおすすめします。
この栄養素は、めまいや耳なりだけでなく、体全体のバランスを取るといった意味でも重要だと思います。
普段は、忙しくてどうしても、炭水化物(ご飯やパン、麺類)や肉類を召し上がる機会が多いと思われている方は、
”めまいや耳なりの改善や予防”
といったことだけでなく、ご自身の食生活ということを見直してみてください。
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