こんにちは、中野カイロプラクティックオフィス 薬袋(ミナイ)です。
女性を中心に、”骨盤がゆがんでいるかも?” とお悩みの方は、多いと思われます。
「骨盤のゆがみ」があると、 「骨が変形しているのでは」 と考えがちです。
ただ、骨盤がゆがんでいるかも? と思っている方の中で、
”骨盤がゆがんでいる以前” の段階で、ゆがみが出ていると、勘違いしてしまう方も多いです。
そのポイントが、”筋肉”です。
筋肉がバランスを崩して、「伸びきってしまったり」、 「縮んでしまったり」、 といった状態となっているために、
”ゆがんでいる” と 勘違いしてしまう方も少なからずおられます。
では、この筋肉がバランスを崩してしまうのは、どういったことなんでしょうか?
その多くは、運動不足や、長時間同じ姿勢を保っていることが多いといったことから、
”大腰筋” の機能が悪くなります。
体の奥に位置するこの大腰筋は、背骨と大腿骨をつないでいるため、インナーマッスルや姿勢を保つためにとても重要な役割を果たしています。
そのため、弱ってしまう(筋肉が伸びきってしまっている状態)と、骨盤が上半身の姿勢を保てなくなり、やがて骨盤の位置が変わってきてしまいます。
この状態を ”骨盤自身がゆがんでいる” と判断してしまうことがあります
大腰筋が弱ってしまうのは姿勢の悪さ
椅子に座った時に「足を組んだり」、「猫背気味の姿勢がクセになっている」といった方は、腰回りの筋肉のバランスが乱れ、その緊張がやがて ”ゆがみ” になると言われています。
姿勢の乱れと大腰筋の弱りは、お互いに関係しあい、少しづつ(5~10年単位で)
”ゆがみのスパイラル” に陥ってしまいます。
ゆがみが起こると出る症状
1:体型の変化
大腰筋のバランスを取っているお尻の筋肉(大臀筋)が大腰筋とともに衰え、 ”垂れ尻” になるとともに、他の筋肉も弱ってくるため、ウエストあたりで脂肪が付き、”寸胴”になったりします。
さらには、下半身の代謝が悪くなったり、下半身の代謝不良や脚のむくみだけでなく、全身のむくみも出てくるようになります。
脚の冷えや、便秘もこのことが原因であることが多いです。
2:内臓機能の低下
女性の場合、子宮や卵巣などの臓器が、骨盤に収まっているため、ゆがみの影響を受けると、
生理痛 や 便秘 、冷え性、更年期障害、 などの婦人科系のトラブルを起こすことが多いです。
ゆがみをそのままにしておくと、これらの問題が、段々と症状として出てくることがあります。
3:腰痛
ゆがみとともに、筋肉に異常が出てくると、この部分の組織の十分な栄養が行き渡らずに、腰痛が起こってしまいます。
そのためには、ご自身のゆがみを
”筋肉から来ているのか” ”骨格から来ているのか” を調べることが、
本当の意味での、またそれぞれのお身体にあった
”骨盤矯正” ということになります。
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